
テレワーク時代に入ってから、生活の変化がやばすぎる。
今まで当たり前のようにやってきたことが、なくなったり減ったりしました。
- 通勤
- 服装選び
- 仕事中の雑談
- etc…
今、信じられないくらい自分の時間が増えたんですよ。
今まで何してたんだ…とショックを受けるくらいに。
でもね、逆にいうと、
1日ってこんなに短いの…?
そう思うこともあります。
だって、サラリーマンの1日の内の自分の時間って意外と無いんですよ?
- 睡眠:8時間
- 仕事:最低8時間
これで、残り8時間しかないよ。
「8時間もあるじゃん」
そう思ったでしょ?
よし、検証しよう。
- 食事:1時間(僕の場合朝食取ってないので30分×2)
- お風呂:0.5時間
- 散歩・運動・食事の買い出し:1時間
これで残り4.5時間。
ただ、休憩とか残業した場合とかスキマ時間とかう〇ことか、色々ある。
それを0.5時間としようか。(残業は別にして)
そうすると、最大で自分の時間って4時間しか無いんですよ。
この4時間を何に費やしていくかっていう話をしたいと思います。
本当にやりたいことが見つからない問題

とはいえ、4時間もあれば何か色々できそうですよね。
じゃあ何します?
・・・
…何しましょうね?

すみません、これやってみたかっただけです。。
ここを見て下さっている方は、おそらくこんなことを考えていると思います。
- 仕事の無駄を無くして、生活の自由度を高めていきたい
- 今後さらに稼ぐための活動がしたい
- キャリアアップしていくための知識を勉強したい
僕の場合は、もう少し具体的にいうとこんなことを考えています。
- 自分の考えやおススメ商品をもっと情報発信していきたい
- 株式投資などで効率的に資産運用していきたい
- 新しいIT技術やキャリアに役立つ知識を学んでいきたい
情報発信は、ブログ・Twitter・Instagramをやっていまして、どれも伝えられる情報の形が違うので全部やりたいと思ってるんですよね。
株に関しては、決算書とか日々の相場情報を確認して自分の資金をどの銘柄に投入するか、売り時をいつにするかなどを考えていきたいんです。
あとは、当然サラリーマンキャリアについても無視できなくて、新しいIT技術やキャリアアップのための知識をどんどん取り入れていって無駄な仕事をしたくないと思ってます。
これを1日4時間でどこまでできるか。
例えばブログ記事を1日1記事作ろうと思うじゃないですか?
1記事にかかる時間は、調子が良いと2.5時間、調査が長引くと4時間以上かかります。
ブログを継続しようと思ったら、他のSNSや株などのことは出来なくなってしまいます。
じゃあ分かった。
ブログは3日に1回出すようにして、余った時間を株とかに回そう。
株を1時間、IT技術は1時間、SNSを30分にして、残り1.5時間をブログに費やす。
でも、他のブロガーさんたちは毎日何時間もかけて仕事してるんだよね?
これで本当に成功できるんだろうか。
でも他のこともやりたい。
最近は不動産投資も気になってるし、巷では音声SNSが流行ってたりして気になる、ブログオワコンとか言われているのも気になるから本当にこのまま続けていていいんだろうか…
あれ、僕は何がやりたいんだっけーーーーーーーーー?
みたいな感じに陥ってしまっていました。
やりたいことがありすぎて中途半端になってるだけでは?

そうなんです。
今の僕たちはやりたいことや気になることが多すぎるんです。
人の学習や判断が、IT技術の変化スピードに追いつけなくなっている。
色んなことをあれこれと調べたり試したりしている内に、他の人は1つのことに決めて集中して成功している。
一方で、1つのこと集中していたら失敗した時の後戻りが怖いし他のことも知ってないと時代に取り残されちゃうんじゃないかという恐怖。
こんな考えが巡って、結局は色んなものに手を付けてしまうんです。
結果、全てが中途半端になり
「あれ、1年間何やってたんだっけ?」
という状況を何年も繰り返していました。
本当にやりたいことを見つける5つの質問

そんな中、この本にたどり着きました。
この本の中で紹介されている「メンタルモデル」というエクササイズが、僕の中にある最もやりたいことを明確にしてくれました。
メンタルモデルというのは、「もし…としたら」という仮説に対して、自分ならどうするかをイメージし、その理由も考えて答えるエクササイズです。
では、以下の質問に答えていきましょう。
①あなたの余命が一年しかないとしたら、どのように過ごしたいと思うか。その答えから、自分が好きなことや情熱を注げることについて、何がわかるだろうか。
②自分が好きなことを何でもできるだけの資金力があるとしたら、あなたはどんな仕事またはキャリアを目指したいと思うだろうか。
③自分が将来、選んだキャリアで大成功することが決まっているとすれば、いまあなたが就きたい仕事は何だろうか。
④あなたが我が子や孫たちに、自分の仕事人生の功績として話して聞かせたいことは何か。自分が選んだキャリアを、彼らにどのように説明したいと思うか。
⑤あなたが他人の立場で自分にアドバイスするとすれば、キャリア選びについてどんな提案をすると思うか。
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 著)
1つ目は最も究極の質問ですよね。
よく「明日が最後の日だったらどうするか?」という筆問はあったりしますが、「最後の日だし美味いもんでも食いますかね~」というク〇のような回答しか出てきません。
1年という期間が丁度良いなと思ったんですよ。
で、じゃあ1年間何したら「これは好きだな~」とか「情熱注げたな~」と満足できるのか、考えてみました。
まずは株式投資は余命1年でやりたいか。
株式投資の面白い所って、儲かってる会社がどんなビジネスをしていて、その結果としてどのくらい株価が上がっていくのかという調査をする過程が面白いと感じています。
そういったビジネスを知ることで、投資の確度を高めることができるだけじゃなく、自分のビジネスに置き換えたときにどのようなことができるかを考えることができるのです。
でも、それってあくまで「自分のビジネスをやる前提」での楽しさだと思いました。
うーん、株は違うかな。
次にキャリアやIT技術の向上。
これはどちらかというと「IT技術で皆に遅れを取りたくない」とか「キャリアチェンジしていってずっと同じ所に居続けるのは嫌だ」という危機感から起きているモチベーションです。
でも、余命1年であればそんなこと、どーでもいいなー。
という結論に至りました。
これも違うなー。
ブログはどうでしょう。
ブログは趣味の延長的な感じでやってます。
ガジェット好きだし、無駄を減らして自由を増やしたいというのは僕がいつも大事にしている考え方なので、それを極めたいし「こんなことやってるぞ!」みたいな感じで情報発信するのは純粋に楽しい。
ブログはいいかも。
あとはTwitterやInstagramといったSNS。
SNSはあくまで自分のブログを読んでもらうための流入元だと思っています。
ブログを直で見つけるのって難しいですからね。
ということは、ブログをやるならSNSもセットかな。でも最重要事項ではない。
つまり1つ目の質問に対する回答はこんな感じ。
あなたの余命が一年しかないとしたら、どのように過ごしたいと思うか。その答えから、自分が好きなことや情熱を注げることについて、何がわかるだろうか。
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 著)
→ブログを継続しつつ、ブログの存在を広めるためにSNSを活用して過ごしたい。なぜなら、僕は「無駄を減らして自由を増やしたい」という考え方をいつも大事にしているため、それを情報発信することを続けていきたいと思っている。
次いきます。
自分が好きなことを何でもできるだけの資金力があるとしたら、あなたはどんな仕事またはキャリアを目指したいと思うだろうか。
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 著)
2つ目です。
1つ目の質問で、僕は「ブログを継続しつつ、ブログの存在を広めるためにSNSを活用して過ごしたい」かもしれないと考えました。
なのでこれをベースに考えていきますね。
ブログというか、情報発信って正直稼げないですよね。(稼げてる人もいるみたいだけど)
そんな中で十分な資金があってそれを自由に使えるとしたらどうでしょう。
もちろん最高ですよね。
資金力があれば、気になったテレワークグッズをどんどん購入したり、ワーケーションで気になった場所に日々飛んでいくことができます。
しかも、執筆・企画・取材以外の雑多な業務(士業・購買・インフラ整備など)は他の人と協業して効率化したり更にクオリティを上げたりすることができます。
個人的な野望は、ブログ解析をめちゃめちゃ頑張りたいんですよ。そういうシステム導入にIT技術の長けた人を雇って一緒に働くとかね。
あーやりてぇ。
お金があると夢広がりますよね、ほんと。
自分が好きなことを何でもできるだけの資金力があるとしたら、あなたはどんな仕事またはキャリアを目指したいと思うだろうか。
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 著)
→情報発信によるビジネス展開をベースに、最新のIT技術を取り入れてユーザのニーズをいち早く取り入れられるような仕組みを創っていきたい。
3つ目いきます。
自分が将来、選んだキャリアで大成功することが決まっているとすれば、いまあなたが就きたい仕事は何だろうか。
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 著)
もうここまで来ると、情報発信一択ですよね。
4つ目いきます。
あなたが我が子や孫たちに、自分の仕事人生の功績として話して聞かせたいことは何か。自分が選んだキャリアを、彼らにどのように説明したいと思うか。
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 著)
もちろん、自分で執筆したブログや情報を見せたいです。
キャリアの話をするとしたら、僕がなぜ「無駄を減らして自由を増やしたい」と考えるようになったのかをいっぱい説明したいです。
この話をすることで、次の世代の子たちにはより自由な生活の選択ができるようになって欲しいと考えるでしょうね。
自分の子供たちが誰かに搾取されながら人生を過ごすなんて、マジで耐えられないから。
この説明に説得力をつけるためにも、やっぱり実績って大事ですよね。
あなたが他人の立場で自分にアドバイスするとすれば、キャリア選びについてどんな提案をすると思うか。
ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 著)
今まさにその話をしてるところでした。(笑)
何が起きてもずっと続けられる仕事を選んで欲しいです。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
この質問の回答を考えてから、僕がモヤモヤしていた「何をしたら良いのか分からない」という悩みは一気に解消されました。
当然、その後も色んな人からの情報やインフルエンサーからの挑発があったりします。
でも、この質問に対する解を思い出してまた引き戻すようにしています。
それだけ、人生で使える「おうち時間」というのは限られているんです。
僕は何でもできる人じゃない。
まずは何か1つを0から作ってどうなるか見てみる。
これだけの決断ができただけで、かなり気持ち的には楽ですし、何より「集中」できてます。
集中力まじで大事。
この記事を見て、少しでも多くの人が「これから自分はこれに集中します!」を見つけてくれるとうれしいです。
この記事は、ハーバード・ビジネス・レビュー編集部著の「ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] セルフ・アウェアネス」を参考にしました。
もっと自己認識について勉強したい方は是非読むことをおススメします。
今回紹介した内容以外にも様々なエクササイズがありますので、あなたにとってもっとフィットする内容があるかもしれません。
今回は以上です。
最後まで読んでい頂きありがとうございました。