わがままもりこはイライラしていた。
取引先とWeb会議することにしたけど、どのツールを使えば良いか分からない様子。

Web会議って何使えばいいか分からないんだよね
初めての相手とWeb会議する時って難しい

そうだね、相手の使いたいツールもあるかもしれないし、ツールによっては色々良い悪いがあるから難しいところ
無料でWeb会議する時の選択肢?
最近、仕事やプライベートでWeb会議システムを利用されている方は増えてきました。
オフラインで一回も会ったことない方といきなりWeb会議をするケースも増えてきたと思います。
そうすると、相手のバックグラウンドや良く使っているツールを知らないこともあります。
今までですと、仕事関係の人とは
「あの会社はMicrosoft系のツール使っていることが多いからTeamsだろうな」
とか
「あの人はいつもZoom使っているな」
みたいなことが出てくると思います。
ただ、初めての方を相手にしますとどのツールをよく使っているのか、どのツールが相手にとって都合が良いのかって分からないですよね。
もし相手が自分の使ったことないツールを指定してくる場合もあります。
そうすると、会議室までうまく移動できないとか音声の設定がうまくできない、といったトラブルが当日になって発生します。
そういったつまらないことでWeb会議を長引かせたくない!という方は予め試しておく必要があります。
この記事では、無料ツールに限定してWeb会議システムの比較を行っていきたいと思います。
無料Web会議システム一覧
無料で提供されている主なWeb会議システムはこちらです。
- Google Meet
- LINE
- Skype
- Teams
- Webex
- Zoom
ビジネス用途で利用されているツールも多いですが、無料プランとしても展開されているようです。
Google Meet
Googleから提供されているGoogle Meetは、2020年4月から無償利用もできるようになりました。
元々は「Hangouts Meet」という名前のツールでした。
この時はG SuiteというGoogleのビジネス向け有償プランに登録している人のみが会議開催できるものだったんです。
今では、Googleアカウントさえあれば最大100人までの同時接続が可能なWeb会議室が作れるようになっています。
これだけの人が会議室に入れるなら十分ですね。
ただし、1回の会議時間は60分という制限があるため、長丁場になりそうな会議では注意が必要です。
LINE
LINEは日本国内であれば最大のユーザー規模を持ったメッセージサービスです。
まずこれを使っていない人は殆どいないでしょう。
それ故に、LINEミーティングは万人に対して誘いやすいですし準備も少なくてすむかもしれません。
ただ!
これはスマホでミーティングする場合です。
PCでやる場合はPC用のLINEをインストールする必要があるので要注意です。
恐らく、PC版LINEをインストールしている人ってほとんどいないと思うんですよね・・・。
Skype
Skypeは昔から使われている無料ボイスチャットツールです。
昔は独立していたのですが、2011年にマイクロソフトに買収されました。
それ以降、友人間の会話や英会話学校としての利用など長年個人間のWeb会議ツールの代表格として利用されてきています。
では仕事としての利用はどうか?というと、
背景のぼかし機能や画面共有機能など現代のWeb会議で使われている代表的な機能を備えていますので問題なく使用できると思います。
Teams
Teamsもマイクロソフト製品なのですが、こちらの方がよりビジネスシーンで使われている事が多いツールです。
それは、マイクロフトが持つビジネス向けサービスであるMicroSoft 365 (前はOffice 365という名前でした) の標準機能として搭載されているためです。
Skypeも「Skype for Business Online」というビジネス向けのサービスがありました。
ただ、現在はTeamsが正式なWeb会議システムとして提供されています。
Webex
WebexはCisco Systems社が提供するWeb会議システムです。
IT業界の方にとっては馴染み深い企業ですが、Ciscoはネットワーク機器を提供する米国の会社です。
ネットワーク機器分野としては世界最大のシェアを誇るCiscoですが、Web会議システムのようなソフトウェアサービスも提供しています。
個人として導入している方はまだ見たことは無いですが、主にエンタープライズ企業に所属している方がよく使用されているという印象です。
PCに専用のクライアントをインストールされている方も多い(Webブラウザでの使用も可能)ので、既に使用されている方にはWebexの招待も喜ばれるかもしれません。
また、Webex知っている方はあまり多くないため、知ってるところを見せると
「おーWebex使ったことあるんだ!」
と驚かれることもあるかもしれません(笑)
Zoom
最後に、Web会議の代表格である(となってしまった)Zoomをご紹介します。
Zoomといえば「Zoom飲み会」というキーワードで一時期注目されましたが、当然Web会議のようなビジネス用途でも活用できます。
例えば、画面共有ですとか背景ぼかし機能は備えていますし、エンタープライズ契約もあるので大企業向けに提供可能な体制も整っています。
一方で、過去にはいくつかのセキュリティ脆弱性の報告もされており安全なコミュニケーションを確立できるのかという不安視もされています。
また、3人以上の会話は40分までという時間制限があるので注意が必要です。
まとめ (Web会議システム利用者の診断マップ)

色々あるんだね
結局どれを使うのがいいんだろ

分かりやすくするために、Web会議システム利用者の診断マップ作ってみたよ


おお、これは分かりやすい

お互い何使えばいいか探ってるような状況だったらこれを使えばすぐに決められると思うよ

Teams、Webex、Meetに関してはあまり差がないってこと?

その辺の選択肢は、相手の会社が何を使っているかに合わせる感じになると思う
逆にそれらを使っている場合は相手側からツールを指定してくると思うから、こっちとしてはいつでも使えるように準備しておけばOKだと思うよ

なるほど・・・
Web会議システムは色々ありますが、どれもできることは大体同じです。
ですが、操作方法ですとかハウリングしないかといったような使用感は各ツールによって異なる部分があるので、実際に使い始める前に一回お試し利用をしておくことをおすすめします。
ハウリングの発生原因や対策についてはこちらでも紹介しているので是非ご覧ください!